「学校には行けない。でも、このまま勉強が遅れてしまいそうで心配…」
かつての私自身も、夜中にスマホで不登校やオンライン塾について何度も調べていた保護者の一人でした。
不登校のお子さんを見守る保護者にとって、オンライン塾選びは単なる塾探しではありません。
「今の状態でも取り組める」「家で少しずつ学習を続けられる」そんな「安心して学び直せる居場所」を探すことでもあります。
文部科学省が公表した最新調査(令和8年1月16日一部修正)によると、小・中学校の不登校児童生徒数は35万3,970人と過去最多でした。
不登校は、決して特別なことではありません。
この記事では、不登校の子に合いやすいオンライン塾5社を比較しながら、出席扱いの条件や、学校への相談時に気をつけたいポイントもわかりやすくまとめています。
参照:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
※本記事では、各塾の公式ページ、公的機関情報、既存の受験制度資料を確認したうえで情報を整理しています。塾ごとの料金・キャンペーン・対応範囲は変更される場合があるため、体験前に必ず公式情報をご確認ください。
※本記事は、一般的なオンライン塾比較ではなく、不登校・行き渋りの子どもに合いやすいサービスに絞って比較しています。
※順位は「出席扱いの認定可否」ではなく、不登校への理解、対人負担の低さ、学び直しのしやすさ、保護者支援の有無などをもとに編集部が総合評価しています。
不登校の子でも続けやすかったオンライン塾TOP5
不登校との相性を最優先してオンライン塾を比較した中で、特に「続けやすさ」や「取り組みやすさ」を感じた5社をまとめました。
| 順位 | 塾名 | 向いている子 | 主な強み | 出席扱い相談 | 対人負担 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ティントル | 不登校専門で、出席扱いまで視野に入れたい | 不登校専門、マンツーマン、保護者支援、学校提出向けサポート | ◯ | ◯ |
| 2位 | キズキ共育塾 | メンタル面の回復を大事にしたい | 完全1対1、顔出しなし可、学び直しに強い | ◯ (要相談) | ◎ |
| 3位 | オンライン家庭教師 WAM | 復学・進学も見据えて個別で伴走してほしい | 信頼関係を優先、学年をさかのぼって学べる、保護者連携 | ◯ (要相談) | ◯ |
| 4位 | 松陰スタディ | 自分のペースで基礎からやり直したい | 無学年式、24時間教材利用、わかるまで先に進まない | △ (要確認) | ◎ |
| 5位 | オンライン家庭教師 ネッティー | 心のケアも重視しながら、少しずつ学習習慣を戻したい | 不登校サポートコース、基礎固め、無理のない目標設定 | △〜◯ | ◯ |
※2026年4月時点の各社公式サイト公開情報をもとに作成。出席扱いは最終的に学校長の判断です。サービス側のサポートがあっても、必ず認定されるとは限りません。
※掲載順位は、不登校の子との相性・対人負担の低さ・出席扱いの相談しやすさ・親の負担・学び直しのしやすさを基準に総合的に判断しています。
本記事の選定基準|比較で重視したポイント
不登校に関する情報でいちばん避けたいのは、「有名だから」「実績があるから」といった表面的な理由だけで順位が決まっているような、不透明なランキングです。
そこで本記事では、まず最初に「どのような基準で選んでいるのか」をお伝えします。
本記事で重視している5つのポイント
- 不登校への理解:不登校や行き渋り、学び直しに対して、丁寧に対応してくれるか
- 対人ストレスの低さ:顔出し不要やチャット中心など、心理的負担が少ないか
- 出席扱いとの相性:学校に提出できる学習記録が整っているか、相談しやすいか
- 保護者の負担:ずっと付き添わなくても続けられる仕組みになっているか
- 学び直し・進路対応:基礎のやり直しから受験対策まで、無理なく進められるか
つまり本記事の順位は、「誰にとっても絶対の1位」ではなく、「不登校の子でも比較的続けやすいサービス」を整理したものです。
特に不登校の学習では、勉強量よりも前に「安心して続けられるかどうか」がとても大切だと感じています。
なお、編集部では対面塾・オンライン塾・家庭教師など10社以上の学習サービスを実際に契約・比較してきた経験と、各社公式情報をもとに、不登校家庭との相性を重視して選定しています。
1位:ティントル|不登校専門で、出席扱いの相談まで見据えたい家庭に
「まずは不登校に理解のあるところがいい」
「学校とのやり取りも含めて、親の不安を減らしたい」
そんなご家庭に、とてもバランスが良いのがティントルです。
| 指導形式 | オンラインのマンツーマン個別指導 |
|---|---|
| 対象 | 不登校・行き渋り・五月雨登校・支援級通学の子 |
| 学習範囲 | 前学年の復習〜受験対策まで対応 |
| サポート | 講師とは別に本部スタッフが家庭をサポート |
| 出席扱い相談 | ホームスクーリングコースあり(出席扱い申請をサポート) |
| 料金の特徴 | 1コマ30分単位・受講分のみ後払い制 |
ティントルは、「不登校専門のオンライン家庭教師」と明記されている点が大きな強みです。
学校に行けないことを前提に、勉強面だけでなく、保護者の悩み相談まで含めてサポートしているため、単なるオンライン塾より安心感があります。
さらに、出席扱い申請を視野に入れた「ホームスクーリングコース」が用意されており、学習記録や面談、報告書の形で学校側に説明しやすい仕組みがあるのも強いポイントです。
\ 学校との連携も視野に入れたい方へ /
ティントルの無料体験に申し込む基本情報
| 無料体験 | あり(無料体験・学習相談) |
|---|---|
| 入会金 | 28,600円 |
| 月額料金 | 小:1,320円〜/1コマ(30分) 中:1,870円〜/1コマ(30分) 高:2,970円〜/1コマ(30分) |
| その他費用 | システム基本料:2,970円 ※1ヶ月の指導時間が90分(計3コマ)以下だった場合は、不要 |
| 対象学年 | 小学生・中学生・高校生 |
| 対応教科 | 全教科・プログラミング |
| 個別指導 | ◯ |
| 返金保証 | ✕ |
| クーリングオフ | ◯(8日以内) |
| 教材費 | ◯ 手持ち教材でOK |
※料金やキャンペーン内容は変更される場合があります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
ティントルが向いているご家庭
・不登校専門のサービスを選びたい
・出席扱いの相談まで見据えたい
・親も相談できる体制がほしい
あまり向いていないケース
・完全に人と関わらない教材型を求めている
・受験管理だけに特化した塾を探している
2位:キズキ共育塾|メンタル面の回復を大切にしながら学び直したい子に
「勉強より先に、まず心を立て直したい」
「顔出しはまだしんどいけれど、誰かとつながる練習はしたい」
そんな段階なら、キズキ共育塾はかなり有力です。
| 指導形式 | 完全1対1のオンライン個別指導 |
|---|---|
| 通信方法 | Google Meet |
| 顔出し | 音声+チャットのみの授業も可 |
| 対応範囲 | 小学校内容から大学受験まで |
| 学習以外の相談 | 進路相談、生活習慣、雑談、コミュニケーション練習など |
| 出席扱い | 要相談 |
キズキ共育塾の魅力は、「勉強だけを押しつけない」ことです。
学習面だけでなく進路相談や生活習慣の改善相談まで可能で、無理やり前に進ませないのが安心材料です。
特に、顔を見せるのが苦手でも音声とチャットのみで授業を実施できるのは、不登校の回復初期にはかなり大きいです。
対人負担を下げながら、少しずつ学習との接点を戻せます。
\ 無理なく学び直しを始めたい方へ /
キズキ共育塾の無料面談に申し込む基本情報
| 無料体験 | なし(キャンペーン中はあり) |
|---|---|
| 入会金 | 16,500円 |
| その他費用 | 事務手数料:5,500円 選抜費:11,000円〜 ※どちらも基本的に入会時のみ |
| 月額料金 | 目安:28,000円〜 / 月(月4回・1回80分〜) |
| 対象学年 | 小学生・中学生・高校生・既卒・社会人 |
| 対応教科 | 全教科 |
| 個別指導 | ◯(完全1対1・担任制) |
| 返金保証 | ✕ |
| クーリングオフ | ◯ |
| 教材費 | ◯(状況に合わせて対応) |
※料金やキャンペーン内容は変更される場合があります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
キズキ共育塾が向いているご家庭
・心の回復を最優先にしたい
・顔出しなしで始めたい
・学び直しから受験まで長く伴走してほしい
あまり向いていないケース
・完全に人と関わらず進めたい
・料金の安さだけを最優先したい
3位:オンライン家庭教師 WAM|復学・進学を見据えて個別で伴走してほしい家庭に
「勉強の遅れは気になる。でも、いきなり厳しい受験塾は無理」
「少しずつ信頼関係を作りながら進めてほしい」
復学や進学も視野に入れつつ、今は無理なく学習を立て直したい家庭に検討してほしいのが、オンライン家庭教師 WAMです。
| 指導形式 | オンライン個別指導 |
|---|---|
| 特徴 | 指導開始前に信頼関係づくりを重視 |
| 学習範囲 | 小学生内容から難関大学受験まで |
| 対応 | 振り返り学習、基礎固め、進学対策 |
| 保護者連携 | 学習アドバイザーとの面談あり |
| 出席扱い | 要相談 |
WAMのよいところは、公式で「まずは、お子様と講師の信頼関係を築くことが第一優先」と明記している点です。
不登校では、いきなり勉強の成果を求めすぎると逆効果になりやすいため、この姿勢はかなり重要です。
また、学習アドバイザーとの面談で、保護者とも連携しながら学習計画を作る流れがあるため、親だけが抱え込まずにすみやすいです。
勉強の入り口から、復学・進学まで幅広く相談できるサービスです。
\ 完全個別の丁寧サポート! /
オンライン家庭教師WAMの無料体験に申し込む基本情報
| 無料体験 | あり(無料体験) |
|---|---|
| 入会金 | 16,500円(無料キャンペーンあり) |
| 月額料金 | 小学生:4,900円〜/月 中学生:7,600円〜/月 高校生:9,200円〜/月 |
| その他費用 | 要問い合わせ |
| 対象学年 | 小学生・中学生・高校生 |
| 対応教科 | 全教科 |
| 個別指導 | ◯(完全マンツーマン) |
| 返金保証 | ◯(対象コース・条件あり) |
| クーリングオフ | ◯(8日以内) |
| 教材費 | 1冊1,100円〜3,500円程度 |
※料金やキャンペーン内容は変更される場合があります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
WAMが向いているご家庭
・個別でやさしく伴走してほしい
・学年をさかのぼってやり直したい
・保護者も相談しながら進めたい
あまり向いていないケース
・人とのやり取り自体がまだ大きな負担
・教材だけで静かに進めたい
4位:松陰スタディ|対人ストレスを抑えつつ、自分のペースで基礎からやり直したい子に
「学校の進度にもうついていけない」
「わからないまま進むのが怖くて止まってしまう」
そんなお子さんに合いやすいのが、松陰スタディです。
| 学習方式 | ショウイン式+AI教材のハイブリッド |
|---|---|
| 対象 | 小・中 5教科中心 |
| 特徴 | わかるところから始める/わかるまで先に進まない |
| 教材 | 無学年方式・24時間ログイン可能 |
| 指導 | プロコーチによるサポート |
| 出席扱い | 要確認 |
松陰スタディは、「わかるところから始める」「わかるまで先に進まない」「わかるまで繰り返す」という考え方で、学校進度に疲れてしまった子と相性がよいサービスです。
さらに、教材が24時間利用できるため、生活リズムが乱れやすい時期でも、自分が動けるタイミングで少しずつ学習を再開しやすいです。
人と話すのが苦手な子への指導経験があるコーチが在籍しており、回復初期の入り口としても利用できます。
\ 「コーチング指導」と「積み上げ学習」で基礎学力向上! /
松陰スタディの無料体験に申し込む基本情報
| 無料体験 | あり(無料体験) |
|---|---|
| 入会金 | 要確認 |
| 月額料金 | 見守りコース 小:16,170円〜 / 月 中:17,050円〜 / 月 |
| その他費用 | システム管理費:要問い合わせ |
| 対象学年 | 小学生・中学生 |
| 対応教科 | 5教科 |
| 個別指導 | ◯(あり) |
| 返金保証 | ✕ |
| クーリングオフ | 要問い合わせ |
| 教材費 | ◯(システムに含まれる) |
※料金やキャンペーン内容は変更される場合があります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
松陰スタディが向いているご家庭
・基礎から静かにやり直したい
・無学年式で自分のペースを守りたい
・生活リズムに合わせて学習したい
あまり向いていないケース
・最初から受験の濃い個別戦略がほしい
・学校連携や出席扱い支援を最優先したい
【松陰スタディ】自分のペースで基礎からやり直したい方はこちら
5位:オンライン家庭教師 ネッティー|心のケアと学習習慣の立て直しを両立したい子に
「まずは少しずつでいいから勉強の習慣を戻したい」
「気持ちに寄り添いながら進めてほしい」
学習習慣を急がず取り戻したい時期には、オンライン家庭教師 ネッティーも検討しやすい選択肢です。
| コース | 不登校サポートコースあり |
|---|---|
| 特徴 | 学習面だけでなく心のケアも重視 |
| 対応 | 苦手克服・基礎固め・学習習慣づけ・勉強のやり方指導 |
| 進路 | 進学・復学を見据えた学習計画 |
| 目標設定 | 無理のない目標設定を重視 |
| 出席扱い | 要相談・要確認 |
ネッティーは、不登校サポートコースを設けており、学習面だけでなく心のケアまで視野に入れているのが特徴です。
自己肯定感を下げずに、少しずつ前に進めたいご家庭におすすめです。
「勉強のやり方がわからない」「習慣が切れてしまった」という子にも、学習への抵抗感を減らしながら、少しずつ自信を取り戻していける点が魅力です。
\ 一人ひとりに合わせた個別指導! /
ネッティーの無料体験に申し込む基本情報
| 無料体験 | あり |
|---|---|
| 入会金 | 無料(0円) |
| 月額料金 | 小学生:8,800円〜 / 月 中学生:14,300円〜 / 月 高校生:17,600円〜 / 月 |
| その他費用 | 月々は指導料のみ(退会条件は要確認) |
| 対象学年 | 小学生・中学生・高校生・既卒・社会人 |
| 対応教科 | 全教科 |
| 個別指導 | ◯(完全マンツーマン) |
| 返金保証 | ✕ |
| クーリングオフ | ◯(8日以内) |
| 教材費 | ◯(手持ち教材でOK) |
※料金やキャンペーン内容は変更される場合があります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
ネッティーが向いているご家庭
・まずは勉強の習慣をゆっくり取り戻したい
・何から始めればいいか分からず、勉強のやり方から教えてほしい
・子どものペースを大事にしながら、無理なく学び直しを進めたい
あまり向いていないケース
・短期間で一気に成績を伸ばしたい
・手厚い学校連携や出席扱いサポートを重視したい
ランキング外だけど候補になるオンライン塾|回復期・受験期には相性がいい
今回のメインランキングは、不登校の初期〜回復期における「続けやすさ」と「心理的な負担の少なさ」を重視して選定しています。
そのため、学習管理の強さや受験対策に特化したサービスについては、あえてランキングの対象から外しています。
本人の気力が少しずつ戻ってきたり、「もう一度しっかり勉強を進めたい」「受験に向けて力を伸ばしたい」と感じ始める段階では、以下のようなサービスが選択肢に入ってきます。
ランキングでは「不登校の状態に寄り添う時期」を中心に、こちらでは「学習を伸ばしていく時期」を想定して整理しています。
- すらら
無学年式でさかのぼり学習ができる教材型で、対人負担を抑えながら学習を再開しやすいサービスです。 完全無気力期〜回復初期の“最初の一歩”として選ばれることがあります。 - スタディサプリ
映像授業中心で対人負担が少なく、まず学習を再開する“入口”として使われることが多いサービスです。 - スタディコーチ
学習計画の管理やオーダーメイドの進捗管理に強く、受験期に向けて学習を安定させたい段階で検討されやすいサービスです。 - アガルート学習コーチング
コーチングとティーチングを組み合わせたスタイルで、日々の学習管理や質問対応まで伴走してくれます。 - ウィズスタディ
年間計画から日単位の学習管理まで対応し、学習習慣を整えながら継続したい場合に向いています。
まだ無気力期や対人不安が強い段階では、受験管理型のサービスは少し負担に感じることもあります。
不登校の塾選びでは、一般的な「良い塾」よりも、今の本人に負担なく入れるかを重視すると失敗しにくいです。
→ 中学生なら中学生向けオンライン塾おすすめランキング
→ 高1・高2生なら高校生向けオンライン塾おすすめランキング
→ 高3・浪人生なら大学受験に強いオンライン塾おすすめランキングも参考になります。
不登校の子に合ったオンライン塾の選び方|状態別早見表
不登校のオンライン塾選びでは、「どこが一番良いか」だけで判断するのではなく、子どもの今の状態に合わせて無理のない選択をすることが大切です。
同じサービスでも、心身の状態や学習への意欲によって、合う・合わないが大きく変わるためです。
| 対人コミュニケーションが苦手 | 人と話す余力が少しある | |
| 勉強への意欲が低い | 最優先:すらら・松陰スタディ まずは「わかるところから」再開 補助候補:スタディサプリ | 最優先:ティントル・オンライン家庭教師 ネッティー やさしい個別で少しずつ接点を作る |
| 勉強への意欲が戻ってきた | 最優先:キズキ共育塾 顔出しなしでも学び直しやすい | 最優先:オンライン家庭教師 WAM 復学・進学を見据えた個別伴走 回復期以降の候補:スタディコーチ、アガルート学習コーチング、ウィズスタディ |
完全無気力・昼夜逆転期は「まず負担が少ないこと」が最優先
この時期は、学習を進めることよりも、まず生活リズムや心理的な負担を減らし、安心して過ごせる状態を整えることが優先になるケースが多いです。
そのため、いきなり先生とのやり取りが多い学習サービスを選ぶと、負担が大きくなってしまう場合もあります。
この段階では、すらら・スタディサプリ などの本人のペースで進められる教材型や、対人ストレスが少ない学習環境から始める選択が現実的です。
対人不安はあるが勉強の遅れが気になる期は、寄り添い型の個別が合いやすい
「勉強の遅れは気になるけれど、人とのやり取りにはまだ不安がある」という気持ちと学習意欲のバランスが揺れている時期には、顔出しなし不要のやさしい個別指導が合いやすいです。
ティントル、キズキ共育塾、オンライン家庭教師 ネッティーはこの段階で候補になりやすいです。
回復期・進路を考え始めたら、個別伴走型や学習管理型も候補になる
本人が「もう一度勉強を進めたい」「進路に向けて動きたい」と前を向き始めたら、学習の継続性やサポート体制の強さが重要になります。
オンライン家庭教師 WAMや、さらに受験管理型のスタディコーチ・アガルート学習コーチング・ウィズスタディも検討対象になります。
【著者より】私自身も「不登校」に困惑した一人です
少しだけ、この記事を書いている私自身の話をさせてください。
子どもが学校に行けなくなったとき、正直に言うと「どうしたらいいのか分からない」「まさかウチの子が?」と戸惑いの気持ちでいっぱいでした。
行政のサポートセンターに相談に行き、専門家の方から「お子さんは悪くないですよ。少しずつでいいから、一緒に進んでいきましょう」と言葉をもらったことで、まずは寄り添っていこうと考えるようになりました。
それでも、本音を言うと、気持ちが追いつかない日もありました。
ずっと家で過ごす子どもに、焦りや苛立ちを感じてしまうこともありましたし、ついきつい言葉をかけてしまったこともあります。
「このままで大丈夫なのかな」という不安がなかなか消えず、その気持ちをごまかすように、「何かできることを増やさなきゃ」と模索していた時期もありました。
頭では分かっていても、思うようにいかない日が続くこともあり、親として完璧ではいられないことを何度も実感しました。
だからこの記事は、「これが正解です」と断言するためのものではありません。
かつての私のように、不安や迷いの中で情報を探している保護者の方へ「わが家では、こんな選択肢が少し気持ちを楽にしてくれました」という方法をお伝えできればと思っています。
もし今、お子さんに余計な一言を言ってしまった日があっても、自分を責めすぎないでください。
私も、何度もそうでした。
試行錯誤しながら、その時その時に合う学び方を親子で探していけたら、それで十分だと思います。
まずは焦らなくて大丈夫。オンラインでも居場所は作れます
「同級生は学校で勉強しているのに、うちの子は昼夜逆転で部屋から出てこない」
そんな状況を見ていると、親として焦ってしまうのは自然なことだと思います。
ですが、当時実感したのは不登校の初期は「すぐに外へ出すこと」よりも、まずは家の中で安心して過ごせる状態を少しずつ整えていくことが大事なのかもしれない、ということでした。
「責められずに過ごせる環境」があるだけで、子どもに少しずつ笑顔が戻ったり、料理や工作など勉強以外のことに興味を示す場面が増えていきました。
その流れの中で、オンライン塾やオンライン学習も、家にいながらでも学びや社会とのつながりを持てる、ひとつの現実的な選択肢として自然に受け入れられるようになったように思います。
文部科学省も、不登校児童生徒への支援として、学校外での学びやICTの活用など、多様な学習機会の確保の重要性を示しています。
参照:文部科学省「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果及びこれを踏まえた対応の充実について」
学校で「出席扱い」にしてもらうには?条件と相談ロードマップ
不登校のオンライン学習で保護者が気になるのが、「出席扱いになるのか」だと思います。
結論からいうと、出席扱いは「塾が決める制度」ではなく、在籍校の校長判断です。
あくまでも最終判断は学校であり、オンライン塾などのサービス側が保証するものではありません。
そのうえで、一定の要件を満たせば、学校外の活動や自宅でのICT学習が出席扱いや成績評価の対象になることがあります。
参照:文部科学省「不登校児童生徒の出席扱い・成績評価について」
保護者向け資料で確認しておきたい主な要件(小・中学校の義務教育段階)
■ 出席扱いの条件
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
- 訪問等による対面指導が定期的かつ継続的に行われることを前提とすること
- 子どもの理解度に合った計画的な学習プログラムであること
- 校長が学習活動の状況を十分に把握していること
- ICT学習を出席扱いにするのは、学校外の公的機関や民間施設で相談・指導を受けられないような場合が基本であること
- 成績評価に反映する場合は、学校の教育課程に照らして適切と判断されること
※保護者向け資料では、小中学校の義務教育段階について上記要件が示されています。高校は出欠の取扱いが別通知になります。また、学校外施設での相談・指導と、自宅でのICT学習では、確認すべき要件が一部異なります。最終的には在籍校へご確認ください。
参照:文部科学省「不登校児童生徒の出席扱い・成績評価について」
親が最初にやるべきことは「塾選び」より「担任への事前相談」
出席扱いは、塾を始めた後にいきなり申請するより、始める前か同時期に担任へ相談したほうが通りやすいです。
学校側も、後出しより事前共有のほうが判断しやすいからです。
「いつも気にかけていただきありがとうございます。
今の状態では通学の再開を急がせるより、自宅で学習のリズムを少しずつ整えることを優先したいと考えています。
オンライン学習サービスの利用を検討しているのですが、文部科学省の出席扱いの要件を踏まえて、校長先生にもご相談させていただけないでしょうか。
学習記録や活動報告など、学校に必要な資料は家庭から継続して提出したいと考えています。」
「前例がない」と言われた場合の伝え方
学校によっては、「前例がないので難しいです」と言われることがあります。
その場合は、感情的に反論するよりも、文部科学省の保護者向け資料や通知を共有しながら、校長先生の判断で検討できる制度であることを丁寧に伝えるほうが現実的です。
出席扱いで特に相性がよいのはどこ?
今回のランキング内でいうと、ティントルは学校提出を意識した学習記録・面談・報告サポートの導線が比較的見えやすいです。
オンライン家庭教師 WAMやキズキ共育塾も対応の余地はありますが、制度の最終判断は学校側であることは必ず押さえておきましょう。
親が確認すべき5つのチェックポイント|不登校の塾選びで失敗しないために
入会前に必ず確認したいチェックリスト
→ オンライン塾で失敗する理由とは?後悔しない選び方もあわせて読むと分かりやすいです。
「やってみる?」の押しつけは逆効果になりやすい
不登校の子どもは、すでに「うまくできないかもしれない」という不安や、プレッシャーを抱えていることが少なくありません。
その状態で親の焦りから新しい塾や学習を勧めすぎてしまうと、サービス自体が合わないというよりも、気持ちのタイミングが合わずに続けにくくなることがあります。
一番大切なのは「選ぶ余地を少し戻すこと」
声かけも、「やってみなさい」という形よりも「こういうのもあるみたいだよ。気になったら一緒に見てみる?」くらいの距離感の方が、受け取りやすいことが多いです。
不登校の時期は、勉強そのものよりも先に、「自分で選んでいい」という感覚を少しずつ取り戻していくことが大切だと感じます。
親のメンタルケアも大切な視点
子どもの不登校が続くと、保護者の自己肯定感が少しずつ下がってしまうこともあるように感じます。
私自身も、「寄り添わなきゃ」と頭では分かっていても、うまくいかない日が続くと、つい強い言葉が出てしまったことがありました。
あとから振り返って、「あんな言い方をしなくてもよかったのに」と感じることも何度もありました。
あの頃を思い返すと、焦りの理由は「子どものため」という気持ちだけではなく、「何かしていないと不安で落ち着かない」という自分自身の気持ちも大きかったように思います。
「このままで大丈夫なのかな」「何かできることはないかな」と、ずっと頭の中が休まらない状態でした。
だからこそ、保護者の相談にも対応してくれる塾やサービスは、とても心強い存在でした。
ティントルやオンライン家庭教師 WAMのように、学習面だけでなく保護者の悩みにも寄り添ってくれる仕組みがあると、親としても少し気持ちに余裕が生まれやすくなります。
その余裕が、結果的に子どもにとっても安心につながっていくように感じています。
不登校のオンライン塾選びでよくある質問(FAQ)
Q1. 昼夜逆転していても受講できますか?
A. 可能なサービスは多いです。
特に、松陰スタディのように教材を24時間利用できるタイプは、生活リズムが乱れている時期とも相性がよいです。
Q2. 顔出しなし・カメラオフでも大丈夫ですか?
A. 対応可能なサービスはあります。
キズキ共育塾では、顔を見せるのが苦手な場合に音声とチャットのみで授業を行う案内があります。
Q3. 出席扱いになれば、必ず高校受験で不利になりませんか?
A. 不利を減らせる可能性はありますが、学校や進路先によります。
出席扱いは欠席日数の扱いや学習継続の説明材料としてプラスに働くことがあります。
ただし、内申や受験での評価は学校・自治体・進学先によって異なるため、早めに在籍校へ確認しましょう。
Q4. 高校生でも出席扱いは使えますか?
A. 高校は小・中学校とは扱いが異なり、学校ごとの運用差も大きくなります。
文部科学省の保護者向け資料でも、高等学校の出欠の扱いは別通知参照となっています。
高校生は必ず在籍校に個別確認してください。
参照:文部科学省「不登校児童生徒の出席扱い・成績評価について」
Q5. とりあえず安いものから始めるのはありですか?
A. ありですが、「安い=続く」ではありません。
不登校では、料金より心理的な負担の少なさのほうが継続率に影響しやすいです。
最初は無料相談や体験で、子どもが嫌がらないかを見るのがおすすめです。
まとめ|不登校の塾選びは「学力」より先に「安心できるか」を見る
不登校向けオンライン塾選びでいちばん大切なのは、今の子どもにとって安心して続けられるかです。
後悔しないための最終チェックリスト
不登校では、一般的な塾選びのように「実績が高いか」「料金が安いか」だけでは決めきれません。
本人が安心して関われるか、少しずつでも学びに戻れそうか、親も無理なく支えられるか。
まず見るべきなのはそこです。
もし、出席扱いの相談まで見据えたいならティントル、心の回復を優先したいならキズキ共育塾、復学や進学も見据えて個別で伴走してほしいならオンライン家庭教師 WAMが候補になりやすいです。
一方で、まだ対人負担が大きい時期なら、松陰スタディのように自分のペースで進めやすいサービスから入るほうが合うこともあります。
比べるべきなのは塾の知名度や一般的な評判ではなく、今のわが子が「拒否せず続けられるか」です。
そのためにも、いきなり入会を決めるより、まずは無料相談で「今の状態でも無理なく始められそうか」「学校への説明に使える記録や相談導線があるか」を確認してみてください。
迷ったときの選び方の目安
・出席扱いも含めて学校との連携を考えたい
→ ティントル
・気持ちの回復を最優先にしたい
→ キズキ共育塾
・やさしい個別で復学・進学も見据えたい
→ オンライン家庭教師 WAM
・まずは静かに基礎から再開したい
→ 松陰スタディ
・心のケアと学習習慣の立て直しを両立したい
→ オンライン家庭教師 ネッティー
焦らなくて大丈夫。
学校に行けていない今も、学びの道が閉ざされたわけではありません。
お子さんに合ったペースで、安心できる小さな一歩から始めていきましょう!
《参考文献・情報源》
※塾セカ編集部では、保護者としての実体験に加え、各塾の公式サイト・料金情報・指導形式・サポート内容などの公開情報を確認しながら記事を作成しています。
※とくに、子どもの取り組みやすさ、継続のしやすさ、家庭の負担感を重視し、学習サービスや進路選びに役立つ情報を整理しています。
※なお、料金・キャンペーン・対応範囲は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。








